帰宅難民の息子

今日はバタバタしました。本当に疲れました。この疲れを癒すためには言語化するしかありません。

朝はいつも通りです。息子が6時に起きて泣きます。絶対に親を起こすマンのアラームによって私たちは起きます。

いつものように家事を行いつつ仕事へ行く準備を整えます。9時になって（私は始業時間が少し遅い）私も出発しようとした瞬間です。パパパポポポポポーン、パパパポポポポーン、は？私はiPhoneを使っているのに、なぜか鳴るAndroidの着信音。なんと、妻はスマホを忘れていたのです。

家から出る前にあんだけ「忘れ物はないか」と聞いてのスマホ忘れ。呆れて絶句しました。上島竜兵さんをリスペクトしすぎです。忘れるなよ？絶対忘れるなよ？

誰だよ？と思いつつ妻のスマホみて見ると見たことがない番号からの電話。職場か？と思いつつ電話を取ると、保育園からの電話でした。この時点で嫌な予感しかしません。

そして電話を取ると、息子が熱を出して迎えに来てほしいとのこと。オーマイグッネス！！！！

よりによって火曜日に熱を出して向かいに来いだと……というのも、火曜日は共働きにとって預け先がポイントとなります。しかし私の両親はいません。この曜日は買い物の日です。そして妻の親もいません。仕事をしています。となると…？どうする！焦ります。焦りしかないです。なんて日だ！

さて、仕事を休む？転職してまだ1ヶ月です。息子が熱でたので休みます、通りません。妻も同様です。休めません。詰みました。

とりあえず、保育園には預けられないので、妻の忘れたスマホを持って車を走らせます。家から保育園は遠いです。妻の職場の近くなので今の保育園をえらびましたが、今日のように熱が出たりすると危険日です。11ヶ月の息子が帰宅難民を経験してしまいます。可哀想な息子よ…

毎月5マンを支払っているのに9時に帰された日にたまる鬱憤は計り知れないです。息子の調子が悪いのでゆっくり安静させたいという気持ちと、息子の面倒をみることができないから預けてるのに朝早く帰される葛藤。この時ほど専業主夫になりたかったと思う日は無かったです。

預け先の候補が色々見つかったのですが、どこも診断書が必要とのこと。無理です。私に病院へ連れて行く時間はございません。後1時間で病院、預け先、そして職場行くことは不可能です。ムリゲーです。

私の母親と合流して預かってもらうという手もありましたが、母は超がつくほどのアナログ人間。スマホ、パソコンの操作は無理です。リモコンと固定電話しか操作できない人間です。Fire TVのリモコンよりも操作を要求する高性能な電子機器など無理です。

そして車を走らせていると携帯がなったのですが、妻の母からの着信でした。もしかしたら！と思ったらもしかしたらです。妻の母が面倒を見てくれるとのこと！本当に感謝です。このお礼は高くつくでしょうが、これが共働きの宿命。想定外の時は出費がかさみます。

息子よ。熱はあるけど食欲旺盛、咳や鼻水はでなく、元気に遊んでいます。本当に熱があるのか、この子はというレベルでいつもと変わらぬ息子です。元気でいてくれればそれで良しですが、しかし今日は朝から気苦労しました。

仕事はまあまあです。特に嫌なことはなく、相変わらず長時間労働だなということくらいです。ブラック企業に勤めることによって鋼の精神を手にすることができたのかもしれません。

息子をみてくれると分かった時の安堵感。今までの人生の中で味わったことがない感覚です。子育てはしんどいこともありますが、良いこともあるのだなあと実感した今日1日でした。