ヤムウンセン騒動
私は納豆が好きですが妻は嫌いです。息子は食べます。
私は辛いものがダメですが、妻は激辛が好きです。
妻は東南アジア系の料理が大好きですが、私はものによります。
妻は料理が好きですし得意です。
しかも限りなく本格的なものに近づけ、そしてその味っぽくなります。
得意ゆえにです。再現性が高いです。
正直、インドカレーを作らせたらインドカレー偏差値63はあると思います。ネイティブの料理人が70くらいだとして。
それくらい妻は料理が上手だと思います。
「弁当は盛り付けが下手」と良いながらも、味は最高です(弁当に見た目は必要なのかと思いますが)。
さて、私は東南アジア系の料理が基本的に慣れないです。
先ほどの表現、訂正します。本格すぎると「?」となります。
美味いのか、不味いのか分からないのです。
「まず!」と思ったら実は美味かったり、
「うまい!」と思ったら後で不味いと思ったり。
よく東南アジアの料理を出す料理ありますよね?
いや、どこでも良いのです。
それこそ欧米だろうが中東だろうが。
異国情緒あふれる料理、いいですよね?
ただ、異国情緒あふれる料理には2種類あります。
ガチもんの本格的な異国の料理と、日本人好みにアレンジされたものです。
古来より、日本は外国の文化を柔軟に取り入れてきました。
良いものはそのまま、アレンジが必要なものは変え、それ以外は拒否。
島国の精神です。
脱線しましたが、何が起こったかを述べます。
「ヤムウンセンと焼き鳥あるよー」と夕方に妻からLINEがきてウキウキしていました。
ヤムウンセンという聞いたことのない単語を目にしましたが、とりあえず食い物だろうということであまり気にしていませんでした。
そして帰宅後、前の記事を見ればわかりますが、妻と息子は寝ています。
洗濯物や猫が鳴き、シンクにはゴミが。そしてテーブルには食いかけの皿やコップ。
さらに、キッチンにはニンニク味噌らしきものが。
だが、冷蔵庫や電子レンジを探せど、焼き鳥は無く…
この時点で爆発寸前でした。
しかし、妻は休日にも関わらず家事や猫のお世話、そして息子を寝かしつけて寝落ちしたのであろうと。
仕方がないです。
「焼き鳥はないけど、さあ、妻の手料理で一杯やるかー!」と意気込み、ヤムウンセンを一口。
パクり…
「ん…?」
もう一回パクり…
「んー?なんだこれ?」
さらにパクリ…
「…マズッ」
作ってもらって不味いはないだろうと思うかもしれません。
ごめんなさい。ヤムウンセンに罪はないです。
焼き鳥が無いということにかなりイライラしていたので、脳みそが粗探しモードになっているのです。
さらに夜遅くまで働いて、帰宅したらゴミと洗濯物。
これでもう思考は粗探しモードです。
今こうしてブログを書いていますが、「お口に合わない」と言えばよかったです。
今朝、妻からも指摘されました。
しかも私は疲れてイライラしている+睡眠不足というのもあり、けっこう酷いことを言いました。
妻が「昨日の夜はごめん」と言い、私は「謝らなかったキレてた」と言いました。
家事をお前がやるのが当然みたいな言い方です。本当に申し訳ない…
遊んでいたわけでもなく、色々活動してくれている妻。
黙って「うんうん」と言っておけばよかったです。口は災いの元。
そんなこんなでいざこざがありましたが、今日は私が息子を迎えに行き、お風呂に入れ、ご飯を食べさせます。
休みでも息子のお世話は当然やります。
しかし、これだけは言わせて下さい。
私はナンプラーが苦手です。作ってもらって言うのもあれなんですが、基本、食べれません……