みんな今日も地獄を生きよう

妻、息子、猫3匹と暮らすブラック企業戦闘員の提供でお送りします

そりゃ少子化になる

朝に息子が熱を出して大変だったと書きましたが、こんなことを皆が書いていると少子化になるわなあと思ったりもします。

 


インターネットによって色々な情報が出てくるようになりましたが、子育てに関する記事は腐るほど出てきます。

 


子どもが可愛すぎるキラキラしたものもありますが、同時に子育てが大変すぎる系の記事も少なくないです。むしろ拡散されるのは後者なのではないかと思えるほどです。

 


息子が可愛いことは間違いないのですが、同時に子育てが大変というのもまた事実です。世話をするのはもちろんのこと、金銭的な負担も多いのは事実です。さらに行政の手厚い支援があるわけでもないです。保育料は絞るとれるだけ搾り取られています。

 


地方の田舎はえげつないほど税金を取りますが、その税金は現役世代に還元されることはないです。基本的にジジババの医療費か、私の住む北の地では雪で消えます。除雪費用は馬鹿になりません。

 


共働きから徹底的に搾り取るくせに、保育園はすぐにお迎えの連絡がきます。何のために月50000払っているのか訳がわかりません。保育料無料の地域が羨ましいです。

 


11ヶ月なのでまだ立ちませんし何か意味ある言葉を発するわけではないのですが、息子の声はでかいです。病院にいたときも泣き声が1番大きかったとかなんとか。

 


他にも様々な人が様々なことを書いておりますが、苦労話は尽きません。こうした情報はすぐに手に入りますし、拡散されて共有されます。先進国になれば少子化が進むというのも納得します。子どもが可愛い、子供の成長みるのが幸せというのは主観によるものです。個人の満足のお話です。数値化されるものではないです。

 


しかし苦労話は違います。子ども世話に関しては時間という形で削られる時間が解ります。金銭も数値で明確にわかります。曖昧な幸福感よりも具体的な苦労話の方が共有されるのも無理ないです。また、人は進化の過程でネガティブな情報の方に反応すると言われていますしね。

 


もちろん、キラキラ話だけ見聞き発信すれば良いという解決策もある気がしますが、これは逆に病んでしまうのではないかと思います。私が学生の頃に「SNS疲れ」というものがありましたが、キラキラの呪縛に囚われるだけな気がします。

 


キラキラな自分を発信しなければいけないといった義務感や、自分はどうして他の人のようにキラキラできないのだろうかという劣等感、どうでもよい情報が共有されて共有しないと変な空気になる閉塞感など、疲れには色々と原因があると思います。

 


それに生きて行く中でずーとキラキラというのも不自然です。生まれながらの金持ちで、周りの人間が全て善人とかなら別ですが、そんなハッピーな人生の人、世の中にどれだけいるのかという話です。ディズニーでも始まりから終わりまで全部ハッピーでやろうとしないでしょう。

 


何が言いたいのだ思うかもしれませんが、子育てをする幸せというビジョンが具体的な形で出ないとインターネット社会では少子化は止まらないのだなあということです。

 


本当にもう……小さな子どもが大好きで、本当に子どもが大好きなんで、ですから、本当にツラくって、情けなくって、子ども達に本当に申し訳ないんですわ。もう一生懸命ほんとに、少子化問題、高齢ェェエエ者ッハアアアァアーー!!高齢者問題はー! 

 


すみません、取り乱しました。失礼します。