ブラックな労働を滅ぼしたい
水曜日はいつも休日前でウキウキなのですが、今日は違います。
なんと、ミーティングで辞める挨拶をしなければいけません。
辞めるまで針の筵にいるような気分です。
悪い人たちではないので酷い扱いはされないと思いますが、それでもです。
短期で辞めることになるので良くは思われないだろうと思います。
ただ、この人たちからどう思われようが知ったこっちゃない、という気持ちの方が強いです。
なんでこんな時間帯で労働せにゃあかんのや。心の底から思います。
そして、なぜそれを是とするんだと、当たり前のように労働するんだ、と。
労働時間以外は悪くない、むしろ良い職場でした。
顧客には誠意を尽くしますし、業界の中ではかなり丁寧です。
押し売りのような仕事もしないですし、詐欺まがいのことはしていないです。
お客の満足を第一にする姿勢は立派です。
しかし、その皺寄せが無限にふってくる業務なわけですが…
妻も役員面接の日程が決まり、夫婦揃っての転職までリーチです。
互いにこれからの人生を考えたとき、今のままだと破綻するという認識です。何かが壊れます。
身体かもしれませんし、家計かもしれませんし、家族の仲かもしれません。その他かもしれません。
今の生活を何年も続けて幸せかというと、そんなビジョン、一切ないです。皆無です。
しかし、そんなことを愚痴っていたのが5月だったのですが、転職活動をして変わった気がします。
まず、仕事にもほんの少しやりがいを覚えてきましたし、メンタルも安定してきた気がします。
コメントでポジティブなコメントが増えたとあり、自分でもそう思います。
しんどいことがあってもそれをネタにできるくらいにはメンタルが安定してきました。
ただ、これ、独身だったら病むだけなのだろうかと思ったりします。
転職をするきっかけは妻の「ブラック企業の愚痴を聞いてると悲しくなる」という言葉でした。
あの時は本当に限界まで働いて過労死するか、もしくは何もかもから解放されたいから自から命をたつことまで考えていました。
生きるのがガチで辛かったです。
転職活動をして内定をもらってからそういう気持ちになることは激減したのですが、思うことがあります。
同じような境遇、もしくはもっと酷いはたらきかたをしている人はどういう気持ちなんだろうかと。
死まで考えると何を考えても死しか見えなくなり、「死こそ安寧」という思考にすら陥ります。
ブラックな労働環境だと頭は正常に働かないものですから、余計にひどい方向に考えてしまいます。
そうなるとゴリゴリ睡眠時間が削られますし、体力が消耗して仕事が捗らず余計に病み、そして…
こう考えると、私は労働基準監督署にならなければいけないとすら思います。
たまにブラック企業を徹底的に叩く人をネットで見かけますが、気持ち、すごく分かります。
ブラックは存在してはいけない。絶対に叩き潰さなければいけない存在です。
転職後は時間ができるので、こういうブラック企業に苦しめられている人たちを少しでも救えないか、日々考えています。
情報発信なり、団体をつくるなり、取り締まるような仕組みづくりであったり…
今後そういった活動ができればと思います。
見てろよ…見てろよ…こんな労働、絶対に滅ぼしてやる…
そういう気持ちで今日も生き抜きます。