スピリチュアルなお話
朝9時出社からの帰宅が23時20分前。どうもブラック企業戦闘員です。
私はスピリチュアルを信じるのか否かと言われると「科学的に証明はできないけれどどちらかと言えば信じようかな」という立場です。
何を言っているんだお前はと思うかもしれませんが、できれば最後までお付き合い下さい。安心してください、壊れてません。
スピですが、なんでこうなるか分からないですし、意識を変えれば万事上手くいくみたいなことをゴリ押しされるのは抵抗があります。そんな奇跡を押し売りされてもなあという感じです。
しかしそういうスピな側面がないかと言われるとないわけではありません。なんでこんな話をしているのかというと妻との会話です。言霊と言えばスピリチュアルな感じがしてしまいますが、モチベーションの問題と言えばちょっと違います。
というのも、私は長時間労働で疲弊し、精神的にやられていることをネタにブログを書いているわけですが、これを実生活で言葉にしてしまう傾向がありました。実際に喋り、さらにそれによって自分で自分を追い詰めていた節がありました。
その様子を見て妻は「ブラック企業で働いて疲れたと言っている姿を見ると悲しくなる」と言いました。ハッとしました。色々と考えさせる言葉でした。
その昔、本屋でベストセラー本を立ち読みし、自己啓発の有名書籍ザ・シークレットを読んだことがあります。有名な引き寄せの法則です。思考が現実のものとなるというあれです。良いことを考え続ければ良いことが引き寄せられ、悪いことばかり考えたら悪いことばかり起こるというやつです。
普通に考えて本当かよと思うかもしれませんが、一理あると思っています。少なても悪いことばかり考えていると碌なことが起きません。
これは引き寄せられたからというよりも、悪いことばかり考えていると本当に脳みそのパフォーマンスが落ちます。悪いばかり目がいきますし、それを見て物事を悪いふうにどんどん捉えていき、さらに脳の働きが悪くなる悪循環です。
逆に良いことばかり考えていると良いことも見るようになります。人間は生存するにあたって悪いことばかり目がいくように進化してきました。常に警戒しないとサバイバルで死にます。けれど現代においてこのように悪いことばかりに警戒し、そのことばかり考えると病みます。
私も無意識に口から聞くに耐えないことばかり言っていたと思います。そんな様子を見て妻は辛くなってしまったのでしょう。本当に申し訳ないです。
妻の言葉を聞いて確かに物事を悪く捉えすぎてしまっているなと反省しています。
確かに長時間労働はつらいのです。しかし人間関係はそこまで悪くはないですし、仕事自体好きか嫌いかと言えば好きな方です。それに給料も満足していないかどうかと言えば生きる分には足ります。
それに今まで自堕落に生きていた自分ですが、この会社に入ってかなり多くのことを学んだのも事実です。それに転職について悪いように感じませんし、どんどん自分のスキルを磨いていこうと思うようになってのも事実です。
そして妻と息子をより愛おしくなった気がします。自分が大切にしたい価値観はなんなのかをしっかり直視するようになったのも事実です。
もちろん、がちで地獄のような生活をしている人だっていますし、私自身、妻から「ブラック企業じゃないよ」と言われた時はものすごく腹が立ちました。「じゃあお前、やってみろよ、俺の生活、俺の人生」と言いたくなりました。
しかし、よくよく考えてみると、捉え方と行動とも思えるようになったのです。こう考えれるようになると心がかなり軽くなる感覚です。
当然なのですが、今でも仕事で嫌なことがあると以前のように物事を悪く考えてしまいます。しかし今は割とすぐに切り替えれることが多くなってきました。ある意味で今勤めてる会社のおかげで将来を考えるきっかけになりました。絶対に辞めてやります。転職します。それまでこの地獄を生き延びてやります。