みんな今日も地獄を生きよう

妻、息子、猫3匹と暮らすブラック企業戦闘員の提供でお送りします

受験と息子の将来について

帰宅しました。まさにこの世は地獄なのではないかと錯覚してしまう日々です。「いや、実はこれは全て夢の世界で、本当の自分はどこか別にあるんだ!今は夢なんだ!」と現実逃避したくなる気持ちが分からなくもないです。私ならなんでこんな夢を見なければいけないのかとツッコミを入れたくなります。

 


最近、時の進むスピードが早すぎてビビります。結婚、出産、転職など直近では人生を左右するイベント目白押しでしたが、日々ブラック労働のせいなのか、「あれから2ヶ月経つの!?」などと戦々恐々です。

 


「なんのために生きるのか」「自分は何者になれるのか」「この人生にはいったいどんな意味があるのだろうか」などなど、このような無意味な哲学的な問いを発すること自体が貴重なのだと痛感します。別になんだって良いのですが、自分の趣味や好きなことに時間を費やすことがいかに大事かは経験しないと分からないものです。

 


自分の子どもにはこのような辛い思いをさせたくないと思っています。自分が得意で、最低でもある程度は好きな仕事をしてもらいたいと思っています。今の私の状況は好きか嫌いといったら好きな方ではあるけど、得意か否かでは苦手なものが多いです。これが得意になれば耐えれるのでしょうが、こんなもの得意になったところで10年後食えるのかと言ったらかな間違いなく食えない仕事をしています。

 


嫁は地元の国立医学部に進学させると意気込んでいますが、正直、私は微妙です。理由は様々あります。まずはシンプルに受かるのかという問題です。私自身の受験経験だけでなく、受験関係の仕事をした経験の上で言えるのですが、与えられた課題を正確に処理できるというのは珍しいです。大人でもできる人はそんなにいないと思っています。そうでなければタスク管理術や時間管理術の本や動画なんて流行らないです。

 


ペーパー試験で高得点を取るというのは2パターンあると思います。賢い人は過去問などを見て何をやれば良いか分かるものですが、こういうのは稀有なケースです。1%いないと思っています。残念ながら、世の中でちやほやされるのは、こういったタイプの人ばかりです。

 


はっきり言ってうんざりします。こういう人たちの勉強術をありがたく見て成績が上がれば良いですが、そもそも勉強術を読みこと、聞くこと、実践することまで引き上げれる人はどれくらいいるのかという話です。「いや!私は本読んで成績あがりました!志望校合格しました!」というコメントを載せる人がおりますが、「だから?」で終わりです。あなたがハマっただけです。

 


学術的な研究で当たり前と思われていた勉強法を劇的に覆す〜的なやつならまだ分からなくもないのですが、それ以外はほとんど昔から言われていたものを形を変えて言い換えてるだけです。目標を持ちつつ、やったことは何度も繰り返し、アウトプットして寝ろ。これができれば大体はOKですが、このことを実践できている大人はどれくらいの割合なのかいちいち数えないとダメですかね?います?

 


ペーパー試験で満点近い点数を取ることが良いかどうかではないのです。常に成績がトップであり続けることというのがいかに難しいかということを言いたいのです。与えられた課題を正確にこなすというのは、何度も言いますが、信じられないほど難しいのです。

 


長くなりそうなので一旦ここまでにします。そろそろ寝ます。限界に近づいてきました。明日も地獄を一緒に生きましょう。