みんな今日も地獄を生きよう

妻、息子、猫3匹と暮らすブラック企業戦闘員の提供でお送りします

考えさせるきっかけ 『どうぶつ あいうえお えほん』

帰宅しました。今日は早いです(白目)。最近のルーティンは朝早く起きて(起こされて)息子に絵本を読む事です。読まないとキッチンに行って泣きます。大変です。キッチンに行って泣いた場合はもう止まりません。泣いて泣いて限界の限り泣きます。

 


絵本を読んでいるときは息子が好きで好きでたまらなく感情豊かに読んであげている自分と、どこか分析的で何か冷めた目線で絵本を読んでいる自分がいます。ブラック企業で培ったオンオフの切り替えが生み出した多重人格です。

 


感情を込めて読んでいる自分は絵本の内容よりも、息子が絵本の世界観に没入してくれるどうかが大切なので、あまり内容に関してあれこれ考えていません。しかし、どこか冷めた自分(同じ3回以降でよく出てきます)が出てきている場合、「この絵本、よくできているなー」と思うものもあります。

 


最近読んだものだと『どうぶつ あいうえお えほん』です。

 

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この本いいなあと思ったのは、書き順、カタカナ、ローマ字、英語が付いているところです。絵本に情報盛りだくさんです。

 


絵本なので絵がついているのはもちろんなのですが、話すネタが増えます。

 


例えば息子が書き順を見て「なんでこんな書き方をしなければいけないの」「この書き方じゃなくても書けるよね」といった疑問を持ったとします。

 


そうした場合、「そうだね。書き順を守らなくても書けそうだよね?じゃあ実際に書き順守る場合と守らない場合で書いてみようか!」といった風に書き順で息子と一緒に考える機会が得られます。

 


他にも「カタカナってなに?ローマ字ってなに?グドモーニング(グッドモーニングではない)ってなに?」と息子の好奇心を刺激してくれるような教育的なのものが多いです。

 

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もちろん、まだ息子は11ヶ月なのでそういったことを認識しているかどうかは分からないです。しかし息子は今の段階でも好奇心の塊のようなもので、大きくなったらこういったことにも興味を持つでしょう。そうした時に『どうぶつ あいうえお えほん』は役に立つでしょう。

 


さらに平仮名やカタカナ、ローマ字といったことも学ぶ良い機会になれば良いと思います。「ありさんのあ」といった書き方をしていないのも良いです。「あひるの あかちゃん あそんでいるよ」といった風に文脈をかいているところも良いです。しっかり文や文章で書いているところは良く考えられているなあと思います。

 


絵本ひとつとっても著者は色々考えて書いているのだなあと思います。おそらく、息子が生まれなければこんなことなど考えることもなかったでしょう。『どうぶつ あいうえお えほん』を教えすぎと捉えることもできなくもないですが、使い方次第だと思います。親である私が「これはなになにだ」と教えるのは簡単ですが、そういったことはしたくないと思っています。あくまでも考えるきっかけを提供し、息子には色々な物事を主体的に考えて行動できる大人になって欲しいと日々思っています。