因果応報
転職活動を通じて思ったことがあります。
まずは自分があまりにもちゃらんぽらんだったことです。
今も本質はちゃらんぽらんなのですが、「若い頃ときからちゃんと就職活動するべきだったよな」と思う日々です。
というのも、私はあまりにも自堕落です。
できれば働きたくないですし、昼から酒を飲みたいです。
学生の頃も普通に昼から酒を飲んだりしていました。ダメ人間です。
そういう気質を30代まで引きずってしまい、今があります。
勢いで結婚し、勢いで子どもを授かりました。
妻も頑張ってくれますし、息子は宝物です。息子の笑顔は毎日みても飽きません。
で、その自堕落のツケが今来ています。
勢いで転職した結果、今は朝早く起き、夜遅くまで働いています。
休日?ありません。持ち帰りの仕事で潰れます。
もちろん、今の仕事にやりがいはあります。
人も良いです。ぎっちり指導を受けました。
感謝することはたくさんあり、私の人生を見直してくれる経験をさせて頂きました。
ですが、ただ思うのは「こんなこと、10年以上かけて学ぶことか?」ということです。
当たり前のことなのですが、自分にとって何が大切なのかというのは大事です。
仕事に全力で打ち込む、それこそ午前様になっても良いくらい仕事をしたいのか。
それともプライベート、家族の時間を大切にしたいのか。
まーーーーーーーーーたくといって良いほど考えてきませんでした。
「今たのしければいいや」の精神です。いわゆる学生気分です。
もちろん、今を楽しく生きるの精神も大切だとは思います。
そういう価値観が浸透してきてからこそ離職率や離婚率はあがり、少子化になると思います。しんどいことがネットですぐ共有される時代です。
しかし、私の場合なのですが、家庭を持つと妻や子どものことも考えます。
学生の頃の私が聞くと発狂するかもしれませんが、妻と息子といる時間は1人の時間よりも幸福を感じます。
間違いなく、大学生の私が聞いたらぶん殴るレベルです。
その昔、学生の頃、ゼミの教授から
「君も今は1人の時間が幸せかもしれないけど、子どもをニコニコしながらお風呂に入れるんだよ」と言われてムッとしたことがあります。
「なんでそんなことが分かるんねん」と。
確かに、今はお風呂に入れるのが楽しいですし、「スプラッシュマウンテーン!!」と言いながら高い高いして楽しんでいる私です。
教授の言う通りでした。
何が言いたいのだと思うのかもしれないのですが、しんどいことを経験して分かるのも良いのですが、そんなことする必要があるのかと思ったりするのです。
私の場合は自堕落なので、働く上での常識を少し黒い企業に勤めて分かりました。アホは経験からしか学べないです。
けれどもこんなこと、情報と想像力、そしてリサーチ力ですぐ分かるような気もします。
業界がどんなとこか、長時間労働させるのか、給料はどれくらいなのか、社風はどんな感じなのかなどなど。
さらに、白い会社というのも探せば見つかったりします。正確に言うと、自分にとって白い会社です。休みは取れるとか、資格手当つくとか、そう簡単に潰れない強みがあるとか、業界全体の流れなどなど。
こういうのはしっかり調べれば以外に出てくるものだと実感しました。
しかも田舎の強みでしょうか、ホワイトな会社で働く人たちとすぐ繋がれます。友達や友達の友達レベルですぐ繋がります。親を使えば、役員クラスの人と交流があったりするものです。内情が分かります。
書いてて改めて思うのは、こういうのは学生のうちからしっかりやっておけば苦労しないんだよなーということです。
ダラダラ過ごすと後でツケが回ると実感しています。
息子にはこんな父親のような人生をおくらせないよう教育していきたいものです。