猫への愛が妻を発狂させる
私の家には猫が3匹います。家には私、妻、息子、猫3匹、金魚6匹と賑やかです。
我が家の猫たちはとても仲が良く、共に愛護センターからもらってきた子たちです。
さて、昨日はとても暑かったです。東北でも30度超えました。避暑地とはもはや日本に存在しない概念です。
夏は暑く、冬は寒い。これが東北です。関東と変わりません。
30度超えるとどうなるか?部屋によっては蒸し風呂になります。
掃除機かけたり、皿洗いをしたり、場合によっては息をするだけで汗が出てきます。
ちなみに、エアコンは我が家には一台いかございません。
猫たち。息子とまだ共同生活ができるわけではないので、2階を猫スペースにしています。
階段走り放題、部屋でゴロゴロし放題と、猫のパラダイスです。
愛護センターでは3畳の部屋で共同生活をしていましたから、かなり広くなって伸び伸び生活しています。
30度を超える?猫たち、大丈夫か?
不安が時に人を発狂させます。
金曜日の夜はブラックな労働で疲れ果て、そして次の日も朝が早く速攻寝ました。LINE?見ません。
妻ですが、妻も夜が遅かったので妻の実家に泊まっていました。息子と一緒です。
土曜日の朝。私は猫に餌をやり、水と猫砂を取り替えて仕事へ行きました。
そして妻からラインです。
「扇風機回した?」
何のこと?
妻は猫たちが熱中症にならないよう扇風機を回しておいて欲しいとLINEで送ったそうですが、私は気づかず。
そして妻は発狂。
「妻の母にタクシー代出して扇風機つけてもらう!甥がいるから甥に扇風機をつけてもらう!」
この扇風機に対する信頼感。扇風機も嬉しいでしょう。
しかし突然の話なので、母も甥も無理でした。
そしたら妻、
「にゃんたちが熱中症になるくらいならお金払う!」
「母も無理だった。もはや気温30度だし、絶対やばい。猫がしん」
「でしまわないか不安」
「後悔しかない、何で昨日帰らなかったのか、何で朝イチ電話しなかったのか」
仕事中に大量のLINEです。まあ、返信できませんでしたが。
「息子の誕生日どころじゃない、正直」
「しんでしまったらどうしようかしか考えられない」
猫も大切な家族というのは分かりますが、文面で伝わりますかね?
どう考えても発狂して頭がおかしくなってます。
そして15時。なんと、妻の母が行ってくれます。
というのも、こんなLINEがきました。
「母が行ってくれた」
「ケーキを買って帰るみたい。息子の誕生日会やるために」
「自分、とてもじゃないけど誕生日会やれないと言ったら」
「窓開けて扇風機つけるために行ってくれた」
「自分発狂してたからな」
「猫が不安で仕事中に涙出てくるし」
ほんま、猫愛です。バカにしてないですよ?
「飲みに行きたい」
「安心したら誕生日祝いたくなってきたw」
こうして妻の発狂がおさまりました。
猫への愛が妻を発狂させる。そんな土曜日でした。